区民レポーターになったけれど、そもそもこの取組ってどうして必要なんだろう?
食べログのレビューじゃ、Googleマップの評価じゃ何がいけないの?
そんなことを、自分なりに整理しました!
そもそも区民レポーターってなんだろう
僕は毎月2回(5日と20日発行)の区報が届くのを楽しみに生活しています。
6月5日号に「募集中」と紹介されていたのが、区民レポーターでした。(赤枠箇所)
その頃には、SNSで区内のおいしいお店の情報を探したり、こっそり地域の情報を発信していたので、区の事業でもそうした活動があるのだと関心を持ち、ホームページにアクセスしてみました。
ホームページの中では、
中野の街並みやグルメ、地元で話題になったお店・イベント、興味を惹かれた事柄など、自分ならではの中野の魅力を取材し、記事を作成する「区民レポーター」を募集します。 「自分たちのまちの良さを自分たちで発信したい」「地元ならではの情報を自らの視点でアピールしたい」といった中野愛に溢れる皆様のご参加をお待ちしております。 活動期間:令和4年7月から令和5年3月まで 謝 礼:月に1本以上の記事作成で1本につき2,000円 募集人数:10名程度 |
と追加情報も交えて情報が公開されていました。
なーんだ、これなら今もSNSとかでやってるじゃん!と思いつつも、せっかくだしやってみたいなと応募しました。
(応募申込書に「中野区の好きなところ」「応募理由」の作文を書いて提出する必要があり、後日職員さんと面談も行いました。)
その結果、ご依頼いただけるというお話になりました。(応募が1人かもしれないし1000人いたかもしれない!どきどき!)
さて、この区民レポーターですが、中野区観光情報のTwitterアカウント「まるっと中野」のツイートを見ると、2019年12月にはすでに区民レポーターの記事投稿に関するツイートがされています。
2019年といえば、平成から令和になった年で、タピオカブーム真っ只中で、ラグビー日本代表の「ONE TEAM」という言葉が流行った年です。
その頃から活動されていた方がいたなんて、すごいなあ。。。中野のこと、色々と教えてください。
区民レポーターはシティプロモーションだ!
さて、この区民レポーター事業ですが、担当されているのは中野区役所のシティプロモーション係の皆さまです!
ということは、この区民レポーターも、シティプロモーションの一環という位置づけで間違いないと思います。
シティプロモーションという言葉、名前は知っているようで、詳しい意味までは知らないという方のために、大学の先生(東海大学文化社会学部広報メディア学科教授 河井孝仁様)の定義を見てみましょう。
「地域を持続的に発展させるために、地域の魅力を創出し、地域内外に効果的に訴求し、それにより、人材・物財・資金・情報などの資源を地域内部で活用可能としていくこと」。つまり、「地域の人たちと一緒にその地域の魅力を発見して、それを効果的に発信することで資源を獲得する」 |
シティプロモーションのわかりやすい例としては、福井県鯖江市のJK課がよく取り上げられていて有名だと思います!
地元の女子高生のアイデアで、オリジナルスイーツ作ったり、アプリ作ったり、テレビに出たり、地方の人が研修に来たり、まちが有名になったり、、、、。
中野区は、2018年3月に「中野区シティプロモーションの推進について(指針)」を出しています。
その中に書かれているシティプロモーションの目的をざっくり言うと、
①区民にもっとまちを好きになってもらって愛着や誇りを形成したい
②もっと区と区民で一緒に取り組んで活力あるまちにしたい
③区外にも中野のファンを増やしたい
④定住人口・昼間人口の増加を目指したい
みたいな内容になるのだと思います。
区民レポーターの活動は、こうした目的に沿ったものである必要があるのだろうと思っています。
(中野大好きナカノさんなんかも、シティプロモーションとしての取組ですね!)
区民レポーターに求められているのは、区内のあれがよかった、ここはイマイチだったという評価ではないんだね!
模索しながらがんばります!!
でもでも、飲食店なら都内駅前ならだいたいどこにでもあるし、サブカルグッズだってブロードウェイにくるよりネットショップの方が充実している(と思う)。
一体どんな情報を区民が発信すると、先に挙げた①~④のような目標が達成されるのだろう。
僕なりに真剣に考えて模索しながらがんばりたいと思っていますが、おもしろいことの一つも書けなかったらごめんなさい。。。
何か良いアイデアがある方はいつでもアドバイスください!
これからよろしくおねがいします!!!