中野区若者会議の感想(第1回)

中野区若者会議の第1回が開催されたので参加してきました。
初回に参加した一個人としては、「ゴールもマイルストーンも全くわからなかった!」という感想を抱きました!
まだまだ試行中のようなので、これからに期待して参加していきます!

そもそも若者会議って?

令和4年度から中野区で、試験的にはじまった取組です。

もともと中野区では、ハイティーン会議(主に中高生とこれからの社会について考える取組)を過去20年ほど実施していたらしい。

若者会議はその上の世代、18歳~39歳をターゲットとして、今後のまちづくりについて検討しようという趣旨で行われるそうです。

なんと、20名の募集に対して、最終的には23名になったとか?(15%増し!)

ホームページにはこんな感じで記載されていたので、僕は申し込みをするに至りました!

参照:中野区ホームページ

この若者会議は実際に開催されるまでに、令和3年・4年の区議会(子ども文教委員会)の中では、

・一部の若者(それも区政について議論したいという行政にとって都合の良い)の意見だけを聞く取組になるのでは

・そもそも若者に区政課題なんてピンとくるのか

・若者の政策提言なんて行政は聞く気があるのか

・企画を公募で丸投げしているのではないか

なんてしっかりと辛口で議論されていました。

(なかなかすんなりと、受け入れてもらえたわけではなかったようですね)

そんな若者会議ですが、7月~1月まで、月に1回で計7回開催していきます。

(さらに合間でWEBMTGなどもするので、結構やる気は体育会系)

実際に参加してみて、「よかった」「よくなかった」素直な感想

第1回目は7月31日(日)の10時から12時で開催されました。

4テーブルに分かれて座り、事業説明を聞いたり、参加者同士による自己紹介を行いました。

下に挙げるのは、あくまでも個人として感じた一例ですが、この事業について気になっている方もいると思うので正直に感じたことを書き連ねてみます。

よかった点・区内の若者同士のつながりができそう!
→私の座ったテーブルでも、立場が様々で、居住歴・職業・参加目的など人それぞれでした。区への関心を持ったこうした方々と一堂に話す機会はそうないだろうと思いました。

・参加者のひとたちすごい
→研究活動をされている方や、NPOに所属して地域活動されている方など、ほかの参加者の皆さんすごいなと感じました。こうした方々が、まちをもっとよくするための力になってくれたら頼もしいだろうなと感じました。
よくなかった点・目的がわかりづらかった
→そもそも、今回の参加者には「若者会議の参加」と「ハイティーン会議のメンター」という2つの役割が求められています。これにより、事業の目的も若者に求められていることも、何もかもわかりづらく感じました。

・ビジョンとマイルストーンが見えてこない
→最終回には「事業をこうしたい」「若者にこうなってほしい」というビジョンと、そのために各回でこうしていくというマイルストーンを示していただいた方が、わかりやすいと感じました。

・目的が変わった?
→これは私の理解不足かもしれませんが、ホームページの募集要項には「政策提言」という単語があるにもかかわらず、今年度の目標は「来年度以降の若者会議のあり方を検討する」ことだと説明がありました。かなり具体的に地域課題を感じて参加している方もいるようで、少しミスマッチが生じているような気がしました。

普通に、目的もプロセスも参加者に正確に伝わってこない感じはやばいと思いました!(これは私的な感想なので、私の理解力が低いという可能性も当然あります)

まだまだ試験的な実施ということで、どのようにしていくのか、なっていくのかがわかりづらい部分もあるのかと思います。

受託事業者の方は、欠席者の方にもWEBMTGでフォローされてたり、参加者への連絡やフォローも手厚くありがたいと思っています。

長い目で見て、いつの世代の若者にとってもよい取組を展開・継続していくことができたらよいのだろうと思っています。

運営の皆さんを応援しながら、引き続き楽しく参加していくことができたらと思っています。

来週はWEBMTGや第2回の開催もありますので、またきっとご報告をします。ではでは~